
私は現在、
TB-200UPという大玉トラックボール
(レビューはこちら)を気に入って使ってる。私の作業形態においては大変具合が良く他の機種に乗り換える気は今のところ無いのだけど、トラックボールに限らず、小さいのにしっかりしたものが好きな私としては小玉トラックボールにも惹かれる。
IBMのコレとかグッとくるよ。
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小型トラックボールの小話・追記 以前はサンワサプライのNT-TB1Uを常用していて、購入当初の使用感は悪くなかった。で、具合がよければトラックボール部分だけ分離して使うつもりだったのだけど、大してハードに使ってたわけでもないのにすぐに回転が渋くなってしまった。幸い、支持球が簡単に外れる構造だったのでフラットスポットをずらして嵌めなおしてやれば回復する…のだけど、そんなん面倒やんな。(面倒だけど、メンテを意図してそういう構造にしたのであれば評価できるポイントやね。あ、ガラスビーズにでも変更してやればよかったかな)
メカニカルスイッチ使用(テンキー部分)っつうてもえらい省略版メカニカルだしなあ(事務とかでハードに使う人ならすぐ壊すと思う)、小さいなりのオモチャという感じで長期常用向きじゃなかったよ。私は2000円台で購入したからオモチャでもよかったけど、これを5000円とかで買っちゃった人はご愁傷様、だ。OEM元の(?)iOneではこのトラックボール部分のみの3ボタン版があったので気になってたのだけど、いつのまにかカタログ落ちしちゃってら。残念。
そこでNT-TB2Uの登場っすよ。光学式で長期常用に耐えるなら実売4000円台でもオッケーだけど、ノートPCを外に持ち出して使う営業マン(=ハードに常用するわけじゃない)とかをターゲットにしてるムードもあるし…それ以前にサンワサプライだし長期常用者は眼中外だろうなあ、というのは失礼だろうか。これはTIMELY GTM-9301の有線版か。GTM-9301はあまりいい話を聞かないのだがどうなのだろう。
サンワサプライがアレだというなら、キャノン の KS-1200TKMIIはどうだろうか。さすが事務機の雄、実用的なムードがある。ドライバ不要でスクロールホイール付きってのがそそられるよね。2代目が出たということはそれなりの需要もあったんだろうし、それなりの改良もあるかも?と期待するがどうなのか。
07年2月現在、実売で4000円を境にKS-1200TKMIIが+500円、って感じか。改造元としては光学式にも惹かれるけど、ちゃんと長期常用を想定してるかも、という期待も込めて500円差ならキャノンに行っちゃうかなあ。
ただでさえマイナーなデバイスなのに、テンキー付きとなれば更にマイナー。潜在的需要はあると思うのだけど、ブログとかでレビューする層と事務等でハードに実用する層は重ならない気がする。ハードに常用した後でのレビューは期待できないかな、自分で確かめるしかないか。
ええ、そのうちどちらか買ってみたいと思います。
追記070210:文中で「GTM-9301はあまりいい話を聞かないのだがどうなのだろう」と書いたのだけど、それはどうやらNT-TB2Uにも継承されちゃってる模様。さすがはサンワサプライ。
…少なからずトラボのノウハウがあるはずのサンワサプライでさえこうなのだから(いや、社内にノウハウや動作検証能力は無いのか?)、もうキャノンになら騙されてもいいや、今度KS-1200TKMII買ってこようっと。
…まーね、タッチパッドが一般化してしまった今となっては実用面で小型トラックボールに分は無い気もするんだけど、トラックボールの可能性はまだ掘りつくされてはいないような気もして、ちょっと期待してしまうのだった。